新たなものづくりのソリューションの一つとして、積層造形または付加造形とも呼ばれる3Dプリント技術が注目を浴びています。
ポリプラスチックスは、長年にわたる液晶ポリマー樹脂LAPEROS® LCPの製造・販売で培った技術を応用し、スイス・NematX AG社との提携によってLCPの3Dプリント技術を開発しました。この技術は金型不要で、物性、機能、耐久性などの予備評価にも適用でき、製品開発サイクルの短縮に貢献します。今回は、この技術についてご紹介いたします。
ポリプラスチックス株式会社
研究開発本部 研究開発センター
主席研究員 博士(工学)
田口 吉昭
ポリプラスチックス株式会社
〒108-8280
東京都港区港南2-18-1 JR品川イーストビル13階
: ppc-info@polyplastics.com
: https://www.polyplastics-global.com/jp/
会社概要
ポリプラスチックスは、世界でトップクラスのシェアをもつエンジニアリングプラスチックの専業メーカーです。当社は、60年以上にわたりエンプラの開発、製造、販売、技術サポートを行ってきました。現在、POM、PBT、PPS、LCP、PET、COC、LFTなどの製品ポートフォリオを展開しています。
エンプラは、機械的強度、耐熱性、耐薬品性等に優れた高機能樹脂であり、自動車、家電製品、携帯電話端末、ロボット、さらには食品や医薬品のパッケージに至るまで、さまざまな形で私たちの豊かで便利な生活を支えています。
ポリプラスチックスは、地球にも人にも優しい未来社会の実現に向けて、革新的なエンプラソリューションを通じて世界のものづくりを支えていきます。