成形現場におけるマテリアルリサイクルの課題と成形安定化への取り組みについて発表致します。
「プラスチックに関わる資源循環の促進等に関する法律」が施行されて以来、成形工場におけるマテリアルリサイクルの重要性が益々高まっています。
一方で、
成形現場においては、サスナビリティ、コスト、品質といった観点から、リサイクルに対する課題が多岐にわたって存在します。
本セミナーでは、
射出成形における一般的なマテリアルリサイクル手法である、ランナーや成形品の粉砕材再利用に着目し、これが生産の安定性に与える影響や特に成形の安定を阻害する要因、可能性について考察します。
更に、
樹脂の水分率と流動性の相関を検証し、それが成形性にどのように影響を与えるか具体的に発表致します。
本セミナーを通して、安定した成形環境構築への手がかりを見出して頂けましたら幸いです。
株式会社 松井製作所 高機能樹脂リサイクルラボ 専任部長 楓 康治
入社以来、サービスエンジニアとして現場対応をはじめ、粉粒体関連設備、射出成形関連設備、押出成形関連設備など、幅広い分野で経験を積んできました。
国内外で様々な生産現場に応じた提案を行うことを常に心がげてきました。
現在は、射出成形分野におけるリサイクル分野に特化した部門で、資源循環をテーマとした活動を展開しております。
弊社の経営理念「信頼される・応える・共に喜ぶ」のもと、お客様満足向上と持続可能な社会実現に向け、日々取り組んでおります。
株式会社松井製作所
〒540-0001
大阪府大阪市中央区城見1-4-70 OBPプラザビル17F
松井製作所は、お客様の成形工場の資源生産性4倍を目指し、ソリューション、製品、システム、サービスをご提供致します。
松井製作所は、「資源生産性」を4倍にすることにより、いまの豊かさを2倍にし、資源消費は半分にできるという考え方に共感し、プラスチック成形工場のパートナーとして、「成形工場のfactor4を実現する」という使命を掲げました。
機器の開発だけでなく、課題を見極め、お客様にあわせたご提案を行うことで、資源のムダを徹底的になくし、付加価値と生産量を高め、資源生産性を向上させるためのサポートを行っていきます。