物流DXと人手不足が叫ばれる昨今、倉庫内のオートメーション(自動化/ロボット化)は、中長期的に避けては通れないテーマと言えるでしょう。
一方で既にオートメーションを推進したものの、想定通りの効果が出せなかったケースも出てきているようで、当社でもそのお悩みのご相談を受けることがあります。
今回は元オムロン(株)の角屋 智樹氏をお招きして、同氏が実際に倉庫自動化を実施したなかで得た、貴重な教訓をご発表いただきます。
無駄な工程を排除し、保管効率も上がるはずだった高度な自動化機器の導入が、一部当初想定したほどの効果を出なかったのはなぜか?
実体験の事例をサンプルに、物流自動化を進める際に抑えておくべきポイントを、角屋氏と当社代表の寺内が、ざっくばらんに本音で議論をさせて頂く予定です。
【スピーカー】
ミモザ・コンサルティング
代表 角屋 智樹 氏
元)オムロン株式会社 物流統括室 プロセス革新課
【コーディネーター】
株式会社 フリーロケーション
代表取締役 寺内 石一
※本講座は、(株)フリーロケーションの提供講座となります。
角屋 智樹 氏
学位取得後、オムロン(株)に入社。
主にサプライチェーン、物流、IT関連の業務に従事。
海外駐在時(EU、北米)は組織長として域内物流の再編、PSI導入などを主導。
物流統括室 プロセス革新課の発足に伴い、課長に就任。
2024年3月、オムロン(株)を退社。
2024年5月、ミモザ・コンサルティングを設立。
これまでの実務経験を活かし、SCM/ロジスティクスのコンサルティング、ITコンサルティング、業務改革コンサルティングのサービスなどの受託を開始。
国内物流だけに留まらず、グローバル・サプライチェーンにも精通。
寺内 石一
1989年 一橋大学 経済学部卒
同年 ボストンコンサルティンググループ 東京事務所 入社
その後、卸商社や物流コンサルティング会社を経て
2009年 株式会社フリーロケーションを設立
同社代表取締役となり現在に至る
200以上の物流コンサルプロジェクトを経験
公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会 物流技術管理士 専門委員
株式会社フリーロケーション
〒541-0048
大阪府大阪市中央区瓦町2-6-1 ASビル9F
物流専門コンサルティング会社(設立2009年9月)
システム部隊や物流受託部門を持たない完全独立系のコンサルティング会社として、客観的な立場で、荷主様の最適な物流運営(配送・倉庫・ネットワーク)を設計し、その実行管理までを支援致します。
代表は物流コンサルタントして200プロジェクト、30年近くのキャリアを持ち、「公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会」にて、物流技術管理士「専門委員」も務める。※面接試験官、論文審査