【製造業の脱炭素】製品単位のカーボンフットプリント算定の制度と動向、LCA Plusのご紹介
特に製造業がカーボンニュートラルを達成するための動きとして、製品カーボンフットプリント（CFP）の算定が注目され始めております。昨年３月末には経産省・環境省からCFPレポート及び同ガイドラインが公表されました。また、一部の業界では大手エンドユーザー起点でサプライヤー・加工メーカーに対して、納入製品のCFP報告が要請されるケースが出て来ています。
ただ、これから算定を始める方にはCFP算定は難しいと感じている方もいらっしゃるかと思います。
本ウェビナーではこれからCFP算定に取り組む企業、担当者の方向けにわかりやすくCFPの算定方法概要、動向をご説明。また、国内初の製品CFP算定に特化したプラットフォームであるLCA Plusをご紹介させていただきます。
登壇者
三井物産株式会社 LCA Plus事業推進チーム プロジェクトマネージャー 荒川 朋也
主なキャリアはプラスチック業界におけるトレーディング、メーカー海外進出支援、M&A、製造JVへの出向など。インド、タイに駐在。
現在LCA Plus事業推進チームにてプロジェクトマネージャーとして、主にマーケティングを担当。製造業各社との商談、LCA Plusご利用各社との意見交換、セミナー実施等を通じてカーボンフットプリントの課題解決に対応中。
企業情報
三井物産株式会社
〒100-0004
東京都千代田区大手町1-2-1 三井物産ビル
【製品カーボンフットプリント算定ツール x 算定業務支援プラットフォーム】
LCA Plusは製品単位のカーボンフットプリント算定を行うクラウド型ソフトと、算定のお困りごとをサポートするコンサルティングサービスをハイブリッドで提供するプラットフォームです。
＜カーボンフットプリントを巡る動向＞
現在様々な業界において、製品1点ずつの温室効果ガスの負荷を算定する「カーボンフットプリント（以下CFP）」を算定する動きが拡がっています。カーボンニュートラルの達成のためには企業全体の排出可視化だけではなく、環境に良い原材料の選択、エネルギーの選択、製造工程の工夫、使用時の負荷軽減など、個々の製品において着実に排出を削減していく必要があります。そのため製品毎の排出量の負荷を可視化するCFPに取り組む企業は増えており、それを後押しする政府はCFPガイドラインの発出、データ連携基盤の構築などを推進。また、環境対応を進めるエンドユーザーを起点にそのサプライチェーンで算定データを流通させる動きも出ています。
＜LCA Plusとは＞
三井物産はサステナブル経営推進機構（"SuMPO"）と共同でCFP算定のソフトウェアを開発、クラウド上のソフトを月額サブスクリプションでご利用しやすいように提供しています。また、算定ソフトのみでは解決しない算定のサポート、企業としての算定「業務」の立上をサポートするコンサルティングなどをメニューとしてご用意。製造業がカーボンフットプリント算定を行う際に直面するネックや、省力化などをソフトウェアの機能や、コンサルメニューに落とし込んできました。数十社のユーザー様がLCA Plusのソフト・サービスを利用してCFP算定業務を立ち上げています。
