昨年6月「物流の2024年問題」への対応を加速することを目的として、経済産業省、農林水産省、国土交通省の連名で、荷主・物流事業者が取り組むべき事項をまとめた「物流ガイドライン」が公表されました。
正式名称:「物流の適正化・生産性向上に向けた荷主事業者・物流事業者の取組に関するガイドライン」
さらに本年2月には、「物流ガイドライン」に法的な強制力を持たせるための法改正が閣議決定され、その内容が注目を集めています。
・一定規模以上の荷主には、中長期の物流改善計画の作成と定期報告、物流統括責任者(CLO*)の設置を義務付けるなど
※CLO*=Chief Logistics Officer
本講座では、ガイドラインの中身を読み解きながら、今後の物流管理のあり方について、「スマート物流」の視点も交えながら、解説していく予定です。
【講義予定内容】
■2024年問題に対する独自分析
■物流ガイドラインのポイント
■今後の物流管理のあり方とIT導入余地
■更なる法規制の強化
■どの企業にも必要なCLOの役割
※講義内容は当日多少変更になる可能性がございますので、あらかじめご了承頂ければ幸いです。
コーディネーター 寺内 石一
1989年 一橋大学 経済学部卒
同年 ボストンコンサルティンググループ 東京事務所 入社
その後、卸商社や物流コンサルティング会社を経て
2009年 株式会社フリーロケーションを設立
同社代表取締役となり現在に至る
200以上の物流コンサルプロジェクトを経験
公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会 物流技術管理士 専門委員
株式会社フリーロケーション
〒541-0048
大阪府大阪市中央区瓦町2-6-1 ASビル9F
物流専門コンサルティング会社(設立2009年9月)
システム部隊や物流受託部門を持たない完全独立系のコンサルティング会社として、客観的な立場で、荷主様の最適な物流運営(配送・倉庫・ネットワーク)を設計し、その実行管理までを支援致します。
代表は物流コンサルタントして200プロジェクト、30年近くのキャリアを持ち、「公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会」にて、物流技術管理士「専門委員」も務める。※面接試験官、論文審査